きになるブログ2

スポーツを中心にIT,ヲタク情報を含め、皆様の役に立つ情報を心掛けて更新していきます。

*

春の道満大祭 奉納演武 「あやめとあまね」

      posted by


 さて、前夜祭というか宵山というか、なんかそれっぽいものも滞りなく済みましたので、いよいよ五穀豊穣、安寧秩序、海千山千、無知蒙昧を祈りまして、奉納演武となだれ込みましょう。




 今回ご紹介いたしますは道満先生の王道である「エロバカ(あるいはバカエロ)」サクレツの快作、いや怪作?「あやめとあまね」であります。毎度毎度の面倒臭い前置きは取っ払いまして、いきなりあらすじから始めちゃいましょう。







 女子高生の神条さんと千穂さんはとても仲良しです。千穂さんは上条さんを親友と思っていましたが、しかし神条さんは千穂さんを「モミクチャにしたいくらい愛しいヒト」と思っていました。これは二人の(ていうか神条さんの)愛の軌跡なのです…。







 ってことで、まぁ、百合です。本作は千穂さんにゾッコンラヴ(死語)である神条さんの猛アタックを描いた百合作品でありんす。さてさて、とかく百合と言えば耽美な香りが漂い、どこかプラトニックな雰囲気なものですが、そこはボクらの道満先生、そんないい話にはしません(無礼)。というのも、とにかく神条さんは己の欲望に忠実なのです。




 「千穂さんのそばに居たい」はまだマシな方で、「千穂さんに触れたい」、「千穂さんとキスしたい」、「千穂さんのオッパイ揉みたい」と、回を追うごとに欲望はズンドコ加速していきます。




 それに対する千穂さんは、なんというか、鈍感なのか、天然なのか、それとも分かっていてやっているのか、とにかくほのぼのと、そしてニコニコと対応します。




 そんな穏やかな千穂さんに神条さんはスッカリ参ってしまい、というか上手くかわされてしまい、結果、恋心(あるいはドス黒い欲望の渦)はさらに加速、次第にフェティッシュで倒錯的な欲望(唾液を舐めたい、匂いを嗅ぎたい、などなど)へと変貌していきます。




 …こうなるとアブノーマルでドロドロとした愛欲の世界を想像してしまいますが、そこはボクらの道満先生なんだってば、ただただバカ全開のドタバタ喜劇へと発展していくのです。




 というのも、己の欲望に沿って突っ走る神条さんですが、とかく過度な欲望は滑稽であるものでして、したがって神条さんの奮闘はどう見ても空回っており、しかしそれがとてもキュートなのです。神条さんカワイイ!




 彼女の恋する乙女(?)っぷりも(それを成就させようとする手段はともかく)とても好ましく、しかし「あぁ、恋ってステキね…。」とは決して思えないところも、道満先生らしくて香ばしいポイントと言えましょう。




 いやぁ、これまでいくつかの道満先生の作品をご紹介してきましたが、本作ほど道満先生のパワーである「成人成分」と「バカ」の化学爆発(化学反応では物足りないのです)が堪能出来る作品はありません。道満ファンなら是非押さえておくべき作品と言えましょう。




 さて、本来ならここで試読サイトをご紹介するのですが、なんでか見つかりません。アレ?コレ成人マンガじゃないよね?まぁ、18禁雑誌での連載だったので、まぁ、そういうことかな…。熱帯雨林では絶賛だよ!9件しかコメントないけど。




 ともかく、オススメです。買ってね!



読んで頂いてありがとうございます!

↓↓このブログ独自の「いいね!」を導入しました。少しでもこの記事が気に入って頂けたら押して頂けるとうれしいです。各著者が無駄に喜びます(・∀・)イイ!!
よろしくお願いしますm(__)m

0
The following two tabs change content below.

todome

過去のホームページ時代より寄稿させていただいておりましたが、とある作品を完結させぬままに十数年すっかり忘れ、この度親方の号令により、再び参加と相成りました、todomeと申します。 主に小話を寄稿させておりますが、マンガ、ゲームにつきましても、今後ご紹介させていただこうかと思っております。どうぞお付き合いください。

 - 本・コミック

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

あかやあかしやあやかしの第6巻感想

あかやあかしやあやかしの 6 (MFコミックス ジーンシリーズ)posted w …

氷室冴子・山内直実「月の輝く夜に」感想

月の輝く夜に (花とゆめCOMICS)posted with ヨメレバ山内 直実 …

菅野文「薔薇王の葬列」4巻感想

薔薇王の葬列(4)(プリンセス・コミックス)posted with ヨメレバ菅野 …

島田虎之介 「九月十月」

    島田虎之介という名前を聞いて、結構ピンと来る方は多いと思います。「トロイ …

道満晴明 「ヴォイニッチホテル」

 さて「ニッケルオデオン」にて(正確には「よりぬき水爆さん」にて)道満先生を再発 …

春の道満大祭 本祭 「メランコリア 下」

 さて、それでは、いよいよ、満を持して、春の道満大祭のメインエベントになだれ込む …

とよ田みのる 「友達100人できるかな」

 今回ご紹介する作品はとよ田みのる先生の「友達100人できるかな」であります。思 …

石黒正数 「木曜日のフルット」

 「自分はどのようなものなのか」という問題は、アイデンティティの維持において繰り …

とよ田みのる 「タケヲちゃん物怪録」

  私は暇さえあれば某書籍通販サイトを覗いています。その理由は好きな作 …

須藤真澄 「グッデイ」

 今回ご紹介しますは須藤真澄(愛称ますび先生)の「グッデイ」であります。ますび先 …