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トランスな漫画たちの紹介!薔薇王の葬列など。

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最近、自分の好きな漫画の傾向がわかってきました。
私は紹介で書いてある通り、腐女子なのですが、あまり最近BLを読んだりBLゲームをプレイすることもなくなり「もう卒業かなー」と思っていました…
しかし実際は全然卒業していないことがわかりました。
そしてやっと好きな分野の傾向がわかってきたというか、趣味嗜好がわかってきて、ちょっとびっくりしています。
それは……

性転換ものが好き!

だということです。
もちろん、厳格に線引きされてるわけではありません。
あくまでそういう傾向が強いというだけです。

起源は多分、小学生の頃読んだ児童書「おれがあいつであいつがおれで」と、今は亡き氷室冴子先生の代表作「ざ・ちぇんじ!」だと思うのですが、それについて語るのは長くなりそうなので、今回は最近好きな性転換もの、もしくはそれに近い漫画を紹介したいと思います。

第一弾はこれ!!何度か記事に書いている、


薔薇王の葬列第7巻です!!
シェイクスピアのリチャード三世を原作とした、両性具有ものです。
今回はとうとうヘンリー六世編の最終章です。
両性具有の主人公リチャードは、ヘンリーのことを女性のように愛してますが、実は私はヘンリーがあんまり好きじゃない。
だって、現実逃避してばかりで、国や民どころか、妻や息子とも向き合わず、この巻でも最後までそれは変わらず…いいところは顔だけだもんなあ。。。
こんなんがお父さんな赤エドワードが可哀そう。
リチャードの相手としては、女の子のアンのほうがずっと好き!
アンには幸せになってほしいけど…Wiki読むと無理っぽそうで…悲しくなります。。。
この巻にはCD付きの限定版もあります。表紙がほのぼのリチャードとヘンリーで、内容を考えると余計悲しい…

さて次に紹介するのは、


「ざ・ちぇんじ!」と原案の古典「とりかえばや物語」を、さいとうちほ先生風にアレンジしてオリジナル要素を強くした男女入れ替わりものです。
これは…実は性別入れ替わり完了以降は興味なくなって読まなくなっちゃったんですよねえ。
なんていうか、オリジナルキャラの三の姫が登場してから、蛇足に思えてきちゃって。
原案をいじりすぎてるような気がしてしまったんです。
潔く入れ替わり完了で終了した「ざ・ちぇんじ!」はやっぱりよかったなあと今更ながら思います。
でも、さいとう先生の華麗なカラーと絵は大好きです!!

三番目はこれ。


ネットの広告で知って、面白そうだなーと電子書籍版を購入した、これまた男女入れ替わりものです。
ひょんなことから体が入れ替わってしまった、ヲタクの夕日とヤマンバギャルのサラ。
入れ替わった二人はそれぞれ天然美少女とワイルドイケメンに変化!
そんな二人を中心に繰り広げられる、ハイパーテンション下ネタ満載ラブコメディです。
でもコメディ漫画でも作者が女性ということで、夕日とサラの進みそうで進まない、もどかしいラブに胸がキュンキュンしちゃうんです。
3巻で完結ですが、まだ読みたかったー!と思わせる内容です。
私は電子書籍で買ってしまいましたが、これは紙媒体のほうがよいかも。。。
カバー裏などに描きおろしがあるそうなので。
ちなみに夕日化したサラと男子キャラの事故キスや腐女子の脇キャラがいるなど、ちょっぴりBL要素もあったり…

そしてそして!
今更最近初めて読んだのですが…

オメガバース!!

オメガバースとは欧米が発祥の一種のBL設定なのですが、「全員が妊娠できる世界」で男同士でも子供が作れちゃう!という世界設定のことです。
私自身あんまり詳しくないので、うまく説明できないのですが。
私が読んだのは、ふゅーじょんぷろだくとさんが発行している、


すごくよかった…!
オメガバースの設定がかなりきっちりしているうえに、一応女性型が存在する世界観で、多分女性を登場させないためだと思うのですが、閉鎖的な学校が舞台。
それが、BL漫画の金字塔「風と木の詩」を彷彿とさせます。
主人公オウギを含めαしか存在しないクラスに転入してきたΩのカナエ。そこから、少しずつクラスメイト達が狂いはじめ…
まあ、男同士で恋愛というBLお約束の葛藤はないのですが、その代わり、フェロモンの異常分泌という体質を抱えるΩ(受)の葛藤が切なくて切なくて。
前半は攻の葛藤が、後半は受の葛藤がとても丁寧に描写されます。
主人公カップルだけでなく、脇のクラスメイト達にも焦点をあてているのも風木を連想させます。

オメガバースは性転換ものとは違うんでしょうが、妊娠とか社会的な役割といった部分が男女の性差が抱える問題を連想させて、私自身は似てると思ってしまいます。

これら、私が好きな作品群を見返してみると、いわゆる『葛藤』が中心なんだなーと思います。
薔薇王のキリスト教的世界観で、悪魔としてみられてしまう「両性具有」に生まれてしまったリチャード(そのため母親に憎まれ自分を肯定できない)。
とりかえの男社会で性別を偽り、女性と結婚までしながら結局妊娠してしまい、最終的に女性としての「本来あるべき姿」に戻ってゆく沙羅双樹。
桃色はコメディということもあり葛藤は少ないですが、体が入れ替わってるのにお互い惹かれあってしまう夕日たちの混乱ぶりとか。
さよなら恋人の自分ではどうしようもない現実に打ちのめされながら、それでも相手への想いを貫こうとするオウギとカナエの姿。

どれもせつなーい!!

私たちは生きる上で、どんなにがんばっても乗り越えるのが難しい問題をいくつも抱えています。
特にジェンダーの問題は多分人間として生きていく限り付きまとう問題でしょう。
それでも私たちは、それを抱えて生きていかなければなりません。
そんな問題を主題にしつつ、それを娯楽に昇華してる作品は共感するし、単純にすごいなーと思います。

これからもそんな作品たちに出会えますように!!


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こんにちわ、今回新しくメンバーに加えていただいたmoeco(モエコ)と申します。 すでに記事はいくつか書いているので、読んだ方はお分かりだと思いますが、私は『THE腐女子』です。 といっても、腐オンリーというわけではなく、ノーマルなカップリングも大好きな乙女ゲーマーでもあります。

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