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いにしえゲーム血風録 七回裏ぴの500盗塁達成「大魔界村(パンツ一丁編)」

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 前回までのあらすじ:FC版魔界村のクソむつかしさに血便ものだった私だったが、キャロットで続編「大魔界村」を発見し、その「イケてる(死語)」ゲーム内容にゾッコン、胸キュン。常連Kさんのお手本プレイも手伝って「オレにも出来るんじゃね?」と調子こいてコインを投入した私だったのだった。

 

 コインを投入し、オープニングデモが流れてから、早速ゲームスタート。まずはKさんと同じように画面左端へ行ってジャンプします。するとスタート地点にニョキニョキと赤い宝箱が出現しました。…Kさんはこれを開けなかったな。開けるとどうなるのかしら。いや!開けないでおこう!と、早速ヘタレ全開で先に進みます。

 道中に出現するザコ敵「死神」はヤリを投げつけサクッと撃破。試しに上撃ちや下撃ちも試してみますと、これがなかなか華麗で円滑で便利です。地形上段の敵も下からバリバリ狙い撃ち出来ますし、逆に地形上段から下段に向かってモサモサ攻撃出来ます。つまり安全圏から攻撃出来るのです。これぞ愉悦!FC版とは比べ物にならない快適な操作性にニヤニヤしてしまいます。

 またKさんのおかげで1面の宝箱の位置は全て把握しています。なので簡単に黄金の鎧をゲット。早速意味もなく魔法を発動。ヤリですのでカミナリドーン!複数体の死神が崩れ落ちます。ドーン!アハハハ!ドーン!アハハハ!(恍惚)そのまま墓場を抜けて、森を抜けますと、崖に到着しました。ここでは謎の触手植物が伸びてきますが、樹皮が剥がれた部分を攻撃すると倒せることをKさんのプレイで知っているので、問題なし。そのままオークや謎のガイコツ植物も撃破し、ボスも倒して難なく1面クリアです。

 

 …アレ?思ったより魔界村って簡単じゃんか。いや、要所要所は歯ごたえがあるけど、FC版のようなストレスを感じるむつかしさではありません。それどころか楽しい!私は早々とすっかり大魔界村にハマってしまいました。まぁ、FC版魔界村とアーケード版大魔界村を比べること自体大間違いなのですが、バカ中坊なので勘弁してあげてください。ということで、2面に突入です。

 

 2面は坂道を登っていきますが、そこへ岩カメがバウンドして襲ってくるという、ある意味ドンキーコングみたいな構成。倒そうと攻撃しても、岩カメが首を引っ込めている間は無効です。また無数に飛んできますから、ここは倒すよりも上手くかわして先に進んだ方が賢いことはKさんのプレイで予習済みです。ということで難なく岩カメ地帯を越え、坂の上の風車小屋に突入です。

 風車小屋の中は何故か蟻地獄になっており、その上を吊り橋が渡されていますが、所々壊れていて墜落してしまいます。しかしどこが壊れているのか見た目では全く分かりません。が、私はKさんのプレイを見て知っているのでオールOK!(ゲーマーとしてはダメ)風車小屋を突破し、いよいよ永遠の宿敵、レッドアリーマーとの対決です。

 無数のガイコツが積みあがった山の上から、レッドアリーマーが頭蓋骨を投げつけてきます。この時点でかなりキテる黙示録的絵面ですが、ともあれ勝負と近付きますと、彼奴がひらりと舞い上がり、急降下の後に体当たりです。ここもKさんのプレイで予習済みですが、見るとやるとでは大違いなので当然喰らってしまい、パンツ一丁に。こりゃヤバいと逃げ出しますが、すぐに追いつかれて、体当たりを喰らってミスとなってしまいました。今度は上撃ちやジャンプ撃ちも駆使しますが、AIでも搭載しているんじゃねぇか、と思われるほど簡単にかわされてしまいます。そして結局、このレッドアリーマーを越えることが出来ず、そのままゲームオーバーとなってしまいました。

 

 席を立ち、休憩スペースに向かい、腰掛けて缶コーヒー(極甘)のタブを開けるまで、私はずっとニヤニヤしてしました。…面白ぇ!魔界村ってこんなに面白いのか!私はむやみにコーヒーをゴクゴク飲み、興奮していました。もう頭の中は先に進むことだけしか考えていません(これもゲーム脳と言える)。が、ここで急激に冷静になりました(コーヒーが効いてきた)

 攻略上重要と思える宝箱の出現場所が分からないのです。黄金の鎧は魔法が使えるようになるだけなので必須というわけではありませんが(実際は必須なのだが、この時はそう思っていた)、ダメージを受けてパンツ一丁になった時、回復アイテムである鎧は宝箱からしか入手出来ません。ですから宝箱の出現場所を多く知っていれば、その分鎧を入手するチャンスも増え、結果ミスをしてもリカバリーが容易になるのです。

 しかし現在分かっている宝箱の出現場所はKさんが見せてくれた3面途中まで。それ以降は自力で見つけなければなりません。傍から見れば至極当たり前の攻略方法ですが、しかし何かと「他人のプレイをコピー」してきた私は(例えばR-TYPEとか)、まさに戦慄しました。自力で探すということは、ある程度の投資が必要というわけで、小遣いの限られた中坊には「今後おやつ抜き」に等しい過酷な試練です。

 しかし我がゲーム脳は床をゴロゴロ転がりながら「先が見たいぃ~!」と駄々をこねています。仕方ない、ここはひとつ、腰を据えて攻略に取り掛かろう、と決めました。それは他のゲーム攻略を一旦凍結させることを意味します(そんな大層なことでもないが)。そしてこの日から、私の「宝探し in 大魔界村」が始まったのでした。

 

 ステージ上のある空間を通過すれば宝箱が出現することは分かっています。そして多くの宝箱は「ごく普通にステージを進んでいけば出現する」ようになっているようでした。例えば1面の2つ目の宝箱は道なりに進んでいけば勝手に出現します。実際、1面は普通に攻略していけば5個くらいは宝箱が出現するのでした。しかしKさんのプレイのように、1面1つ目の宝箱はスタート地点から左へジャンプすると出現します。つまり中にはトリッキーな出現場所の宝箱も存在するわけです。しかし実は何も全部の宝箱を出現させる必要はないのでした。

 というのは、何回目かのプレイの時、私は1面1つ目の宝箱を開けてみました。すると顔色の悪いシルクハットの人(マジシャン)が現れ、変な光線を浴びせられました。すると自機がアヒルになってしまい、攻撃不可になってしまいました。なるほど、Kさんが開けなかったわけだ、と身をもって理解した訳ですが、つまり宝箱の中身が鎧であるとは限らないわけです。時には武器が出現することもありますが、結構な割合でマジシャンが出現するのです。

 やがて私は宝箱の中身に法則性があることに気が付きました。宝箱は出現した順に中身が決定されており(ステージ上の配置順ではない)1つ目はマジシャン、2つ目は黄金の鎧、3つ目は武器…、となっているのでした。そして自機の状態によっても中身が変わるらしく、鎧状態なら黄金の鎧は偶数の時に出現しますが、パンツ一丁なら4つ目でしか鎧が出ないらしいことが分かりました(ちなみに黄金の鎧状態の時はこれでもかと武器が出る)。

 ということは、乱暴な話、1ステージに宝箱は4つ出現させれば良いことになります。それ以上は出しても出さなくても大差ないと思われました。そこで私は普通にステージを通過した時にいくつ宝箱が出るか数えました。そして4つ出現したのであれば、それ以上宝箱を探すことは止めたのです。そしてマジシャンは普通に攻撃で倒せることも分かったので、宝箱が出現したら取りあえず開けて、鎧か黄金の鎧なら取得し、武器なら種類によっては取得し、マジシャンなら瞬殺、という方法になったのでした。

 

 さて次は「どの武器がもっとも有効か」という点です。デフォルトのヤリは標準的な武器で可もなく不可もなくでしたが、全ての武器を試してみた結果、ナイフが一番使えることが分かりました。というか、「他の武器の性能が今ひとつだった」ことが一番の理由でした。中でも剣はリーチが短すぎ、オノは連射が効かなすぎ、ナパームはクセが強く…、まぁ、ナイフの性能が良すぎたのです。 

 理由は「連射が効くこと」「分身魔法が使える」ことでした。連射が効くと弾切れを起こしにくいですし、弾幕も張れます。これは分身魔法を使った際には絶大な効果となり、具体的には「レッドアリーマーへ分身によるナイフ弾幕を展開し、有無を言わさず倒す」というラクチン攻略が可能になるからでした。これで対レッドアリーマー戦は黄金の鎧を持っていければ万全になりました。

 分身魔法によるレッドアリーマー撃退法が確立すると、余裕が出てきて彼奴の動きのクセを観察出来るようになりました。これが結果として「魔法が使えなくても屠れる」ようになり、安定したプレイへと繋がりました。そしてようやく2面をクリアし、Kさんが墜落した3面「変な像地帯」まで辿り着いたのでした。

 ここからは自力で攻略しなければなりませんが(当たり前)、幸い宝箱は普通に進んでいけば出現するものばかりで、むやみに飛んだり跳ねたりする必要はなくカンタンに出現し、またステージギミックもこれまで通り慎重に進んでいけば突破出来る内容でした。とはいえ「死んで覚えろ」はカプコンの代名詞ですから、文字通り「試行錯誤」の末、3面、4面もクリア。そしてとうとう5面ボス、ベルゼバブを撃破したのでした。

 

 さぁ、いよいよラス面だ!と思ったのも束の間、「魔界に帰って武器を探してこい」と言われます。その後(死んだはずの)プリンセスが最強武器の出し方のヒントを示し、そのまま1面冒頭になりました。…皆さんご存知の通り、魔界村シリーズは2周エンドのゲームです。が、この時の私はそんなことは全く知らなかったので、ただただ呆気に取られ、しかしゲーム小僧の悲しい性で、再び大魔界に挑戦したのでした。

 幸い2周目はそれほどの難易度の上昇はなく、また最強武器「サイコキャノン」の出現方法も恐ろしくカンタンだったので、私は難なくサイコキャノンを取得。その威力は恐ろしいもので、敵との距離が近ければ近いほど威力が増し、見た目はほとんど真空波動拳です。しかも敵弾も消せるんだから、これでミスる方がむつかしいや、と思っていると、簡単にレッドアリーマーの体当たりを喰らうから不思議ですね。ともあれ、私は無事サイコキャノンで再びベルゼバブをブチのめしたのでした。

 さぁ、今度こそラス面だ!と扉の中に入るとウルトラ怪獣くらいのデカさのラスボス「ルシファー」が座っています。指からレーザーを放ったり、そのレーザーが床を壊したり、足で踏み潰しにきたりと、その多彩な攻撃に初見では太刀打ち出来ず、また弱点がどこだかさっぱり分からなかったため、簡単にオダブツとなりました。しかし幸い残機もあり、武器もサイコキャノンのままだったので、そのまま続行!何度目かのトライでようやく弱点に気付き、遂にルシファーは爆発死滅したのでした。

 炎上するルシファーを見つめ、しかし私は信じられない思いでモニターを見つめていました。…クリアした?あの魔界村をクリアしたのか!FC版でトラウマ級の「コレ無理」イメージを植え付けられて以来数年、「魔界村をクリアした(実際は「大魔界村」ですが)」という事実は、実際私にはにわかには信じられなかったのです。しかし目の前ではエンディングが始まり、やがてスタッフロールが流れます。そしてネームエントリーの残り時間が0になるまで、私は筐体から立ち上がることが出来なかったのでした。

 

 その後も私は繰り返し大魔界村を遊び倒しました。敢えて剣で突き進む「リアル騎士プレイ」や、ナパームの爆炎で戦略的に戦う「ある意味ボンバーマンプレイ」など、考えうる限りの遊び方をしました。そして今思うと驚いたことに、それらのプレイスタイルを許容できるゲームデザインだったようで、どのプレイスタイルも大変楽しかったのです。そして非常によくもつゲームでした。平気で30分以上遊べましたから。ですからキャロットからなくなるまで、延々と遊び続けたのでした。

 

 こうしてスッカリ魔界村シリーズのファンになってしまった私は、SFCの「超魔界村」もプレイし、こちらも長く楽しみました。しかし第一作目「魔界村」を触れる機会はなかなかありませんでした。古すぎてゲーセンにはありませんでしたし、移植はFC版のアレでしたから、出来れば触りたくないのが本音です。しかししばらくしてPSから「カプコンジェネレーション」というカプコン往年の名作集がリリースされ、そこで魔界村シリーズ全3作が収録されることになったのです。

 私は大喜びで購入し、まず大魔界村、それから超魔界村、そしていよいよ魔界村に挑戦しました。そこで私は初めてアーケード版の魔界村に触れ、後に帰省した際に何故かゲーセンで魔界村に出会うのですが…、それはまた別のお話です。今回はここまでといたしましょう。

 

 

 それではまた、八回表でお会いしましょう。



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過去のホームページ時代より寄稿させていただいておりましたが、とある作品を完結させぬままに十数年すっかり忘れ、この度親方の号令により、再び参加と相成りました、todomeと申します。 主に小話を寄稿させておりますが、マンガ、ゲームにつきましても、今後ご紹介させていただこうかと思っております。どうぞお付き合いください。

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