きになるブログ2

スポーツを中心にIT,ヲタク情報を含め、皆様の役に立つ情報を心掛けて更新していきます。

*

河村恵利「天つ雷鳴」感想

      2015/07/30   posted by


天上の虹完結に触発されて、他の古代史物も読みたくなり、時代物漫画家としてはベテランの河村恵利先生の描いた『天つ雷鳴』を電子書籍で購入して読んでみました。
河村先生の作品としては古いほうなので、紙媒体が手に入らなかったのが残念です。

表題作「天つ雷鳴」は天武天皇皇子、大津皇子の謀反を主題にして描いた作品です。
大津皇子の大来皇女への狂おしいまでの恋心が切ない…!
天上の虹では大伯→大津でしたが、この作品では大津→大伯なので新鮮でした。
大津の謀反の裏事情もちょっとひねってあって、意外性があってよかったです。
あと、大名児も可愛いです!天上の虹ではイマイチな女性でしたが、こちらは可愛くて利発で魅力的でした。
こういう悲恋もの読むと、「この恋が成就してたらよかったのに」と妄想してしまいます。。。
歴史上の大来皇女が好きなので余計そう思ってしまいますね。

「風の祭」は但馬皇女と穂積皇子の悲恋もの。
純粋に愛し合っている二人があずかり知らぬところで、政治の闇に引き裂かれてしまうという内容です。
でも但馬と穂積より、藤原史と高市皇子の印象のほうが強いという(笑)
「天つ雷鳴」でも史大活躍だったし、モブ顔だけど史はいいキャラですね。

「昨日の花」は安陪皇女が主人公。
すごく河村先生らしい作品だと思います。
愛する人に先立たれてしまう悲しみ。読んでて切なくて胸が締め付けられます。
そして最後には死ぬことにより再び一緒になるという…「やっと逢えてよかったね」と言いたくなります。

河村先生の作品を読むのは久しぶりでしたが、また他の作品も読みたくなりました。
やっぱり歴史漫画はよいものだなあ♪

読んで頂いてありがとうございます!

↓↓このブログ独自の「いいね!」を導入しました。少しでもこの記事が気に入って頂けたら押して頂けるとうれしいです。各著者が無駄に喜びます(・∀・)イイ!!
よろしくお願いしますm(__)m

The following two tabs change content below.

moeco

こんにちわ、今回新しくメンバーに加えていただいたmoeco(モエコ)と申します。 すでに記事はいくつか書いているので、読んだ方はお分かりだと思いますが、私は『THE腐女子』です。 といっても、腐オンリーというわけではなく、ノーマルなカップリングも大好きな乙女ゲーマーでもあります。

 - 本・コミック

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

魔界王子(1)感想

初めまして。 今回から、この『きになるブログ2』さんでライターとして記事を書かせ …

あかやあかしやあやかしの(2)感想

あかやあかしやあやかしの 2 (MFコミックス ジーンシリーズ) (コミックス) …

石黒正数 「木曜日のフルット」

 「自分はどのようなものなのか」という問題は、アイデンティティの維持において繰り …

三島由紀夫 「不道徳教育講座」

 毎日様々なニュースが取り沙汰されていますが、何かしらのニュースが報じられると、 …

あかやあかしやあやかしの第7巻感想

あかやあかしやあやかしの 7 (MFコミックス ジーンシリーズ)posted w …

前川つかさ 「大東京ビンボー生活マニュアル」

 先日のことです。例の如く某熱帯雨林をうろついていた私は、いつものように大企業の …

長嶋 有 「ねたあとに」

 今回はこのブログにしては珍しく、私のオススメの小説、長嶋有氏の「ねたあとに」を …

大橋つよし 「ねこたん」

 かつて雑誌モーニングには恐ろしい4コママンガが存在しました。舞台こそ現代の下町 …

大石まさる 「水惑星年代記」

 さて今回は大石まさる氏の「水惑星年代記」をご紹介したいと思います。思えば大石氏 …

本を開いたままに出来るグッズの紹介

将棋の本の解説をみながら、ソフトに入れてデータ化しているのですが、地味に大変なの …