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[05Super12]世界最高峰のアタッキングラクビー

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世界最高峰のアタッキングラクビー・スーパー12が2月25日に開幕しました。こちらでも何回かスーパー12という単語を出しました。
スーパー12とは、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの三カ国のまさしく”スーパー”な12クラブによるリーグ戦です。サッカーでいえば、欧州CLをイメージしてもらえればわかりやすいですが、こちらが少し違うのは、金・土を中心に毎週行われる各チーム一回総当りの11戦の純然たるリーグ戦だということ。そして、上位4チームがトーナメントを行い優勝を決める大会です。
長らくアマチュア・スポーツのポリシーを守り続けてきたラグビーが、プロ化した形の最たるものがスーパー12という意見もあります。アメリカン・フットボールなどのエンターテイメント性もとりいれて、魅せるラグビーを意識しています。
一つには勝ち点の与え方もそうです。勝利には、4点。引き分け2点。負け0点。となっており、与えられる点がサッカーとは違いますが、この3つの勝ち点の仕組みはどの競技にもあります。スーパー12が変わっているのは、あとの2つ。7点差以内での負けならば、一点が与えれること。そして、4トライ以上あげたチームにも一点が与えられます。試合は負けそうでも、7点差までもうちょっとだったり、あと1トライで勝ち点1という状況であれば、最後まで試合を投げずに戦えます。試合最後までエキサイティングであるような工夫がここにもされています。順番は正確ではありませんが、この勝ち点制度は、W杯や、日本のトップリーグなどにも取り入れられて、ラグビー界のスタンダードになっています。

現在は南アフリカ4チーム、オーストラリア3チーム、NZ5チームの計12チームですが、来年からは、南アフリカ、オーストラリアそれぞれ1チームを加え、スーパー14になるそうです。
スーパー12拡大計画には、


サモア、フィジーなどの島国出身を集めたパシフィック・アイランダーズや、日本人を多く入れたチームなどを入れようという、スーパー12事業自体を拡大させようという案もあったみたいですが、今回は流れたようです。日本を取り込みたいというのは、南半球の経済の苦しさから、選手の給料が安いという問題があります。

ラグビーの場合は、代表チームがピラミッドの頂点という形がサッカーよりもはっきりしていて、このスーパー12も、オールブラックスやワラビーズ(オーストラリア代表)への登竜門、選考の場という意味合いも強くあります。スーパー12の後には、今度は南アフリカ、NZ、オーストラリア3カ国対抗戦であるトライ・ネーションズがあり、イングランドやフランスの南半球遠征での戦い、そして秋の欧州テストマッチへの遠征という一連の毎年のサイクルへの選考の意味合いです。
NZを例にあげると、州ごとの国内選手権NPCというものがあり、そこで活躍した選手が各州のスーパー12のチームに抜擢され、そこで活躍した選手がオールブラックスに選ばれるといった構図です。ここらへんのピラミッドの構図はサッカーとは異なるもので(ブラジルの全国選手権を中心としたサッカーには似ているかも)、そのために代表チームを頂点とした様々な権威のある大会を長い期間行えるのでしょう。例えばサッカー欧州でこういったスーパーな12チームのリーグ戦をやったら、下位のチーム、国内リーグはどうなるんだという大きな問題を抱えますが、ラグビーの場合はこうした州単位などでの戦いが中心でクラブチームという概念があまりなく、プロ化によってこういったクラブチームを組織したことで、スーパー12という大会が容易に実現したんでしょう。そういう意味では色々なスポーツの中でも特殊といえます。
サッカーでもアジアリーグの夢もありますし、このスーパー12という他国間でのリーグ戦というのは、一つの未来の形を示した見本なのかもしれません。

代表チームが頂点にあるというのがはっきりしているという例に先日イングランドで津波被害のチャリティーマッチが行われましたが、スーパー12のリーグ戦のさなかでありながら、主力選手が各チーム一人二人と抜けていました。
今行われているシックス・ネーションズでもそうですが、プレミアリーグとか各国リーグは普通に行われていても、毎週のように主力選手はシックス・ネーションズの方に参加しています。代表チームがラグビーにおいては最高価値という伝統をはっきりと示している例でしょう。
このことをJリーグに例えると、Jリーグの最中に2ヶ月くらいにわたるアジア6カ国の選手権が行われて毎週末に近い形で試合のある時には、代表選手が毎回抜けるようなものです。これはサッカー界では恐らく現状では許されませんよね。
でも、こういったことで、シックス・ネーションズはサッカーではおそらく一つの国での短期開催になるところが、毎週末完璧に近いコンディションでホーム&アウェイで2ヶ月にわたる国の威信をかけた戦いが見られるといったところですね。これはこれで大きな魅力だと思います。
先日あった、サッカーのアジアNo.1を決めるA3なんか、毎週末にこういった形で行われていったら、もっと権威・意味合いが出て盛り上がるのになぁという思いもあります。

あとこのことは別の機会に詳細に書きたいと思っていますが、ラグビーにはサッカーでは実現していない英国+アイルランドのドリームチームがブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズとして4年に一度結成されて遠征を行います。
サッカーではみなが妄想する夢物語です。サッカーでこれが実現したとしても、お遊び的なチャリティーマッチ色が強くなるでしょう。しかし、ラグビーの場合は、本当に真剣なもので、このライオンズに選ばれることは英国圏の選手にとって最高価値とされます。
今年は12年ぶりにNZへの遠征で、ライオンズツアーについて約1000〜1500台のキャンピングカーと150〜180のツアーバスがNZ中を回るそうです。このことだけでもいかに英国中を熱狂させる凄いことということがわかるでしょう。今イングランド以外にも、ウェールズ、アイルランドが最高の状態にありますので、今年のライオンズのメンバーは凄いことになりそうです。またライオンズについて書いた時に注目メンバーなども書きたいと思います。
そしてこのライオンズの相手になることも、もしかするとW杯を越えるくらいのラグビー界の栄誉になっています。相手国NZも12年に一回ということでタイミング合わないと戦えないために、このライオンズ戦に選ばれるため、スーパー12でもNZのチームはテンションが高くなっているといいます。
このようにラグビーでは、国を代表するという意識・伝統が非常に色濃く残っており、代表好きな私にとってはまた大きな魅力になってますねぇ。ライオンズの試合は、6月にJ Sportsでしっかり放送があるようですので、こちらも必見ですね。
次回はまだスーパー12、2年目のひよっこですが、初心者なりの注目チーム紹介を書きたいと思います。


関連ページ:
J SPORTS – RUGBY FOOTBALL スーパー12
【放送予定などはこちらのページへ】


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galthie

スポーツ全般がとても好きです。もともと好きだった将棋も1年くらい前から本格的に指しています。別の趣味であるコンピュータを含めてみなさんの役にたつ情報を載せていきたいものです。 好きなチーム:アーセナル 将棋棋力(2016年1月現在) 【将棋ウォーズ】3級 【将棋倶楽部24】13級 最高R310(R300あたりをうろちょろ) 【将棋道場】対局数少なく判定出ていません

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